東大編入試験おすすめの参考書【数学編】
今回は東大編入試験の筆記試験の内、数学の試験対策に使える参考書について紹介していきます。
まず筆記試験の内容について説明した後、出題範囲に応じたおすすめの書籍についてご紹介していきます!
筆記試験の概要(数学)
大問5問で構成されます。
出題範囲としては、以下の内容があげられます。
・微分・積分
・微分方程式
・線形代数
・確率
・複素関数
全体的な勉強に有効な書籍
出題範囲全体をカバーできる書籍について紹介いたします。
特に一冊目の「大学編入試験問題 数学/徹底演習」はかなりの良書と言えると思います。
大学編入試験問題 数学/徹底演出
東大編入の内容はある程度この一冊でカバーされます。
問題数が多く、この一冊で基本的な問題は網羅されています。
ほとんどの編入生が使用している一押しの書籍になります。
大学編入試験問題 数学/徹底演習(第3版)-微分積分/線形代数/応用数学/確率-
- 作者: 林義実,小谷泰介
- 出版社/メーカー: 森北出版
- 発売日: 2013/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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高専の数学2・3 問題集
こちらは一部の高専の授業で用いられている問題集です。
難易度毎にA・B・C問題があるのですが、B・C問題を集中して解くことをおすすめします。
それぞれの問題の解法までは説明していないのですが、「Give and Take~高専の数学~」というサイトで詳しい解説を見る事ができるので、併せて利用することを強くお勧めします。
arrogantgiveandtake.web.fc2.com
編入数字徹底研究
こちらは数学対策の入門書といってもよいかもしれません。
基礎的な内容がわかりやすく書いてありますので、数学に苦手意識がある方はこの本から勉強することをおすすめします。
微分・積分
「全体的な勉強に有効な書籍」で紹介した本で大体カバーできているので、あえて購入する必要はないかもしれません。
明解演習微分積分
内容がかなり細かいので、徹底して極めたい人にはお勧めです。
微分方程式
微分方程式は必ず問題で出てくる範囲なので、確実に点が取れるように対策を行うことをおすすめします。
スバラシク実力がつくと評判の微分方程式キャンパス・ゼミ
この1冊で、東大編入試験で出題される微分方程式はほとんど解けるようになるかと思います。
スバラシク実力がつくと評判の微分方程式キャンパス・ゼミ―大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる!
- 作者: 馬場敬之,久池井茂
- 出版社/メーカー: マセマ出版社
- 発売日: 2006/11
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 18回
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線形代数
線形代数に関しては、下記の書籍一冊で十分カバーできます。
ベクトル・行列・行列式 徹底演習
線形代数の良書中の良書で、編入試験には必須です。
この本で学習すれば東大の線形台数は余裕という声もあります。
東大の編入試験で出題される線形台数の問題は比較的簡単な部類ですので、この本+過去問で十分対応できると思います。
確率
確率は高専のカリキュラムではあまり詳しく勉強しないため、しっかりと独学する必要があります。
細野真弘の確率が本当によくわかる本
一般的な受験生にもよく用いられる良書です。
とても分かりやすいので確率の勉強の第一歩として非常にお勧めです。
細野真宏の確率が本当によくわかる本 (細野真宏の数学が よくわかる本)
- 作者: 細野真宏
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2003/08/25
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 131回
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確率・統計(理工系の数学入門コース7)
上記の書籍では、確率密度関数といった範囲がカバーしきれないのでこちらの本でカバーしましょう。
まとめ
今回は東大編入試験の中でも数学の試験対策に有効な書籍について紹介してみました。
どの本も良書ばかりですので、東大編入のみならず他大の編入試験や大学院入試試験対策にも十分使うことができます。
今回ご紹介した書籍と過去問で十分に数学を攻略できるかと思いますので、是非ご参考ください。
編入試験の概要についてはこちらの記事を参照ください!
英語対策についてはこちらの記事をご覧ください。