高専からの進学先ランキング【大学院編】
このブログでは、筆者の経験を基に、世間のほとんどの方が知らない"高専から東大へ進学するルート"について、情報を共有していきます。
高専から大学の3年次に進学することを「編入」と言いますが、その進学先はどういう内訳であるのかまとめてみました。
今回は一例として、平成26年度卒業者の進路についてご紹介していきます!
人数毎のランキング
人数的には、高専卒業者のために設立された国立大学法人の「長岡技術科学大学」や「豊橋技術科学大学」が圧倒的に多い結果になっています。
1位 九州大学大学院 56人
2位 東京工業大学大学院 43人
3位 東北大学大学院 32人
4位 筑波大学大学院 31人
5位 長岡技術科学大学大学院 30人
6位 奈良先端科学技術大学大学院 30人
7位 九州工業大学大学院 30人
8位 北海道大学大学院 25人
9位 豊橋技術科学大学大学院 21人
10位 大阪大学大学院 16人
旧帝国大学ランキング
旧帝国大学の編入人数のランキングは下記の様になっています。
大体60名~30名程度で、東京大学大学院は30名となっています。
一見、狭き門の様に見えますが、受験希望者はそう多くないので倍率は大体2~3倍程度です(受験する学科によります)。
1位 九州大学大学院 56人
2位 東北大学大学院 43人
3位 北海道大学大学院 32人
4位 大阪大学大学院 31人
5位 東京大学院 30人
6位 名古屋大学大学院 30人
7位 京都大学大学院 30人
参考情報
平成26年度の進学状況について下記の通りまとめてみました。
卒業者全体の約3割が進学しているイメージで、約97%の学生が実際に進学しているような実績があります。
卒業者数:1399人
卒業者全体に対する進学率:33.6%
進学希望者数:483人
進学者数:470人
進学率:97.3%
まとめ
今回は高専専攻科から大学院への進学先ランキングについてご紹介してみました。
高専専攻科からは、多くの国立大学大学院に進学しており、その数は全体の約3割程度となっています。
東京大学を始めとした旧帝国大学へも一定数進学しており、しっかりと対策をすれば合格はそう難しくないと言えます。
日程が被らなければいくらでも併願可能ですので、どこにも進学できないような状況にはまず陥らないかと思います。
今回の記事が進学先を検討する参考になれば幸いです。