東大生を育てるためのブログ

本ブログでは、塾や進学校を一切使わずに東大に進学する方法をご紹介します。

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東大進学の難易度について比較してみました

このブログでは、筆者の経験を基に、世間のほとんどの方が知らない"高専から東大へ進学するルート"について、情報を共有していきます。

 

さて、本日は東大進学の難易度について比較していきたいと思います。

前回の記事では、東京大学に進学する為には4つの選択肢があることをお伝えしました。

今回は各進学方法の難易度(合格率)について紹介していきます!

www.todaikosen.com

 

東大進学の難易度比較

まずは東大進学の為の4つの方法をおさらいします。

1. 一般入試

2. 推薦入試

3. 高専から編入

4. 高専専攻科から大学院入試

 

それぞれの進学方法の難易度を比較する為に、下記の数値を比較してみました。

・高校生及び高専生(本科及び専攻科)の総数

・募集人数

・受験者数

・合格者数

・総数に占める合格者の割合(%)=合格者数÷総数

・受験した場合の合格率(%)=合格者数÷受験者数

 

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参考にしたデータの年度が多少異なっていますが、比較に支障がでるほどの違いはありません。

(参考-高校卒業生の総数:平成27度、センター試験受験者数:平成26年度、東京大学・大学院募集・合格者数:平成28年度、高専本科生・専攻科生の入学定員:平成26年度)

 

それぞれの難易度について簡単に説明していきます!

1. 一般入試の難易度

全国の高校生の内、東大に進学できるのは約0.3%(1000人に3人の割合)となっています。

またセンター試験受験者数の内、東大に進学できるのは約0.6%(1000人に6人の割合)になっています。

これらのデータから、一般入試で東大へ進学するハードルは非常に高いということがわかります。

 

2. 推薦入試の難易度

全国の高校生の内、東大に進学できるのは約0.007%(10万人に7人の割合)となっています。

その一方で推薦入試の合格率は約50%と一見高い数値に見えます。

しかしながら、推薦入試はスタート地点に立つまでのハードルが非常に高く、見方によっては一般入試以上の難易度であるといえます(センター試験で8割程度取るという最低限のハードルもあります)。

 

3. 編入試験の難易度

全国の高専生の1学年の総数は約10000名で、その内、東大に進学する割合は約0.2%(1000人に2人の割合)となっています。

また、編入試験の合格率は約26%と一般入試の合格率0.6%に比べ、非常に高い数値になっています!

この理由としては、合格者の数に対して志願者が非常に少ないことがあげられます。

そもそも高専は就職が非常に強いため、進学するのはごく一部で、東大受験に挑戦するのはその中の更に一部になるということで、志願者数が少なくなるのです。

別の記事で詳しく説明する予定ですが、編入試験の試験科目は、英語・数学・物理(一部学科)の2, 3教科と一般入試に比べ科目数が非常に少ない特徴があります。

 

4. 専攻科からの大学院入試の難易度

全国の専攻科生の1学年は約3000人いるのですが、それに対し、東京大学大学院に合格した人数(専攻科+他大出身)は約300人とその割合は約10%になっています。

しかし、300人の中には他大の合格者も含まれているので実際はこの数値を下回ります(専攻科:10%、他大:90%と仮定したら割合は1%程度(それでも100人に1人の割合!))。

また、合格率(高専専攻科+他大)について見てみると、約50%と非常に高い数字を示していることがわかります!

当たり前ですが、これは、受験すれば2人に1人の確率で合格できることを示しています!

試験内容は専攻毎に様々ですが、一般的には英語+専門科目となっているところが多いです。

また成績によっては、特別入試という筆記試験を免除する制度も存在しています。

この試験内容についても別の記事で紹介したいと考えています。

  

まとめ

今回は東京進学の方法毎の難易度比較について紹介いたしました。

上記で述べたように、一般的な進学方法である一般入試や推薦入試に比べ、高専からの進学方法である編入試験や大学院進学の合格率が非常に高いことがわかります。

もちろん編入試験や大学院入試の内容自体は簡単なものではありませんが、しっかりと対策を行えば、東大進学も夢ではないことが今回の比較で明らかになったかと思います。

詳しい試験内容や対策方法については別の記事で説明したいと考えています。

 

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